eclipse で grails を扱うにはどうにももどかしい. ほとんど emacs でやってきたけどちょっと限界っぽい.
ので IntelliJ IDEA を使ってみることにした.
本体 (Selena と呼ばれる version 7 の未公式リリース) をここから, groovy/grails プラグインをここから持ってくる (JetBrains にあるものよりこっちの方が新しかった).
JetGroovy プラグインは IntelliJ IDEA を展開したフォルダの plugins の下に展開する. この辺は eclipse と同じ.
さて IDEA を立ち上げてみる. まずは
- File | Settings ... の IDE Settings の
- Groovy/Grails から Groovy と Grails のインストール場所を設定して (grails の開発だけならば, groovy の設定は多分要らないだろう),
- General から File Encoding の Default encoding を UTF-8 にして,
- 再起動する
- File | New Project ... して,
- JavaVM を指定したりなどしてウィザードを進めていくと,
- 最後の方でモジュール・タイプを指定するところがあるので Grails Application を指定する
- "% grails run-app" が行われてプロジェクトができあがる
- Run | Edit Configuration ... して,
- "+" をポチッとして,
- Configuration Type に Run Application あるいは Run Test を設定すると,
- IDEA の run または debug で "% grails run-app または test-app" が IDEA 内部で走るようになる
- プロジェクトを右クリックして New | Groovy | Grails Domain Class,
- ドメイン名 (例えば book) を入力すると,
- ドメイン・クラス Book.groovy が生成されて, エディタに表示される.
- ついでになぜか BookController.groovy も静的に (つまり各 action 込みで) 生成されちゃうのがうっとうしいけど.
- これに関しては File | Settings ... | IDE Settings | Files Templates で JavaEE | Groovy と来れば, テンプレートを変更できる. この生成は grails のものじゃなくて, IntelliJ 側でやっていたのね...
コード補完は大して効かない (これは仕方ない. ワード補完すれば多少は楽). emacs 風キー・バインディングも eclipse に較べていまいちの感がある.
けど eclipse よりストレスはだいぶ少ない. この plugin を提供しているのは IntelliJ 本体を作っているのと同じ JetBrains だし. IntelliJ 自体は eclipse のようななんでもありとは違うけど, 玄人筋の評価は割と高い.
これに $250 (Personal Edition) あるいは $500 (Enterprise Edition) 払うか? 払ってもいいかな...
# とりあえず 30 日間は使えます.
# こういう変態な言語の開発環境は最終的には自分 (groovy/grails) 自身で書くしかないのかも.