2008年2月10日日曜日

generate-* 失敗

grails-1.0 がリリースされましたが, まだ細かい (!?) 問題は起きているようです.


# xmlDo にも載ってますね.


そのひとつ.


% grails generate-all

などをすると, "you tried to assign a value to the class 'resources'." などと言われて転けます.


これは <grails>/scripts/GenerateAll.groovy の 53 行目の 'resources''this.resources' にすると吉.


これも問題は既に JIRA にファイリングされているので, grails-1.0.1 では治ると思います.


1.0 も相当よくなってはいますが, grails-1.0.? がいくつか出て, 本物になるのでしょう.

2008年1月4日金曜日

groovy 本 2 冊

日本だと「達人プログラマ」のシリーズで出ている, Pragmatic Programmes から Groovy 本が二冊出ました. というか, 正式には 3 月 15 日に出るのですが, PDF のベータ版がリリースされています.


一冊は Groovy Recipes, もう一冊は Programming Groovy.


Recipes の方は, 名前の通り濃いめの内容になっていて, grails (1.0) の話題も 2 章分含まれています. 著者は aboutGroovy.com をやっている人なので, まぁコミュニティの中の人と言っていいかな. Programming の方は, Java プログラマ向けの入門書. 著者はコミュニティの中の人ではなく, もっと一般的なライタ. どちらも groovy は 1.5 ベースのようです.


PD F版は $22, PDF と紙の本 (正式に発刊されたら送ってくれる) のセットは $44, 紙の本だけだと $35. でも送料が一冊だと $13, 二冊だと $39! (なぜか 3 倍).


しかし, 未完の原稿をどんどん PDF にして売ってしまうって面白いすね. しかも PDF 版の各ページのフッタには, "Report Erratum" という http リンクが埋め込まれていて, サイトに飛ぶと「このページのどういう間違いを誰が申告したか」レポートできる. 金払った読者をレビュア扱いだ. クヌスみたいに, レポートの数によって割り引いてくれるといいんだけどなぁ. 一部省略されているコード例にはやっぱりリンクが付いていて, 本物のコードをダウンロードできたりもします.


日本の出版社も頑張らないと.


達人プログラマの邦訳はだいたいオーム社から出てるようですが, この二冊も出すのかな?

2007年12月24日月曜日

第6回 grails code reading 終了

第6回grails code readingにご参加いただいた皆さん, 有り難うございました.



今回は年末ということもあって, 人数は少なめでしたが, 内容はとってもホットでしたよ.



来られなかった人は残念というほかありませんが, 有り難いことに資料, コードは

http://groups.google.com/group/grails-ja

に上げていただいています.



リーダを努めて下さった須江さん, 有り難うございました.



さて, 次回第7回は1/28 (月) にいつもと同じ場所 (横浜CIJ), 時刻 (19:30) で行います.

内容は, 山田がリーダでView周り (GSP, taglib) を読みます.



というわけで, 残念ながら内容は浅いですが orz, みんな来るべし.



オープンソースな grails/groovy アプリケーションの例

この間, 山本さんから教えてもらったのを含めて, grails/groovyを使ったアプリケーションの例を挙げておく.



CoW



wiki engine. けど, なにやらけったいなもの (オントロジとか:-) をいっぱい詰め込もうとしているようで, 多分あまり実用を目的としていないと推測される. まだバージョンは0.1だし (嫌いじゃないけど).
Gravl


1000行で書くblog engine. Glen Smithがやっているプロジェクトで, 期待大. 彼のブログも面白いし, pebble使っているところも「お, 分かってるじゃん」って感じで:-)

ここまではgrailsベースのアプリケーションで, まだ開発途上.



Woko


これは面白い! 一言で言えば, Java版Zopeというか, POJOをそのままCRUDビューを自動生成して, Webアプリケーションとして公開するプラットホーム. それが何でここに出てくるかというと, CRUDのビューをユーザがWeb上で (ランタイムに) 拡張できるんだけど, そこでgroovyが使えるのだ. こんなのはgrails上でもひとつ欲しいところだ (いろいろいじってはいるんですけどね). searchable pluginとか, feeds pluginとか組み合わせて, CRUDを頑張ればできそうだよね.

そのうち, 山本さんが1時間で作ったという, 辞書アプリケーションも登場するでしょう. 合木さんの掲示板はどうかな.

2007年12月23日日曜日

Composition on Grails by SAP

ちょっと古いですが (2008.12.19), grailsを作っているGraemeが自分のblogにこんな記事を書いています .



SAPがComposition on Grails 1.0を発表したよ



元記事をたどってみるとこれです.



NetWeaverというSAPの基盤となるプラットホームを利用するWebアプリケーションをgrailsで書けるというのが, Composition on Grailsみたいです. 出しているのはSAP自身ですが, 将来, 正式な製品とするかどうかは未定, とりあえずコミュニティの反応を見たいといっています.



ベースはgrails-1.0-RC2で, 今のところ, ちゃんとついていっているみたい.



世の中にはこういうこともあるですよ.



2007年12月1日土曜日

NetBeans + grails/groovy

NetBeans6.0ではgrails/groovyプラグインが公式に用意される(といってもデフォルトでは含まれない). 6.0は11月中にリリースされる予定だったけど, 12月に延期された. 今普通に配られている6.0RCではだめ. 正式な6.0が出たらまた書く.



というわけで, 12/4に出たのですが, ダメですね. NetBeans6とgrails/groovyプラグインの組み合わせは現時点ではcreate-appさえできない状態です... GUIも2秒待たされる感じだなぁ. (on MacOSX 10.5.1)



Leopard + grails-1.0-RC1

Leopard + grails-1.0-RC1だと, そもそも% grails ...の段階で引っかかる.



.../bin/startGrailsの



MAX_FD_LIMIT=`ulimit -H -n` (155行目)の次に以下の行を追加し,



if [ "$MAX_FD_LIMIT" != "unlimited" ]; then



warn "Could not query businessSystem maximum file descriptor limit: $MAX_FD_LIMIT" (168行目)の次に以下の行を追加する.



fi



これはRC2では修正済み.



日本語を使うためのおまじないはまだ必要のようだ.